小深田一族は1000年前から神社を守ってきた宮司の家系。
国東を離れていた父が、神職を継ごうと決めたのは30歳の時のこと。
それと同時に、「神職を継ぐなら、米を作る」と農業をはじめました。
神道は、古来より稲作と密接に結びついています。
多くのお祭りの起源は、豊作の祈願や収穫を感謝するもの。
「農業なんかできるんかえ?」と半分笑われながらはじめた米作りですが、30年前から合鴨農法を取り入れ、農薬を使わずに、人にも環境にもやさしいお米を作っています。
神様に祈り、米を育て、収穫を神様に感謝する。
ずっと日本人が営んできた暮らしを、国東の地で、今も守り続けています。